梅の季節もそろそろ終わろうとしています。
遅くなりましたが、2月の報告です。
2月に入り、寒さが和らいできたせいか、患者さんもだんだんと再来院されるようになってきました。
新しい患者さんも増え、活気が戻ってきて嬉しく感じています。
その中の坐骨神経痛でみえた患者さんのお話しです。
この方は1年前くらいから腰痛が起こるようになり、時々マッサージに行っていたそうです。しかし、半年前位から、腰痛が悪化し、左大腿裏の痛みと左足人差し指のしびれが出てきたとのことでした。
2月末にホームページを見て来院されました。1回の治療で指先のしびれはなくなり、大腿裏の痛みも大分良くなったと喜んで下さり、その後も継続して通って下さっていますので、今後の経過が楽しみです。
先日、「ハリをさされている感じがほとんどしないのに、良くなっているのが不思議??」と助手の母に話をしておられたそうです。不思議に思われるかも知れないのですが、魔法でも何でもなく、古典に基づいた理論にのっとってハリを行っているだけなんです。触れるくらいのハリの方がそれだけ体への影響が大きいんですよねぇー。
最近、坐骨神経痛の患者さんを治療する機会が多いように感じます。
この方は、短い期間で改善することができましたが、同じ坐骨神経痛でも、症状の度合いや、悪くなってからの期間の違いによって、良くなり方は様々だと思います。そんな中で、すこしでも痛みの緩和のお役に立てるよう精一杯治療していこうという気持ちが高まりました。この嬉しい経過を励みに今後も頑張っていこうと思います。