早いもので2021年も2か月が経とうとしていますね。
気候の変化がはげしいながらも、梅や桜の季節が近づいてくるかと思うと、気分が少しづつ明るくなってくる今日この頃です。
さて、昨年12月と1月で、肩関節周囲炎の治療が続きました。今回はその報告です。
まずは、12月に新しく見えた患者さん。
この方は、左肩関節周囲炎の症状が1年前からあり、最近では、肩甲骨内側にも痛みが出てきて、状態が悪化してきているとのことでした。服の脱ぎ着も大変そうな様子でした。
初診時の可動域は、外転90度(少し前方にして120度位)、結帯動作はS1位、前方挙上は問題なしでした。
さっそく治療すると、左関節周囲の反応がかなりとれて、大分楽になるのではないかな?と感じました。
治療終了後にどのくらい変わったかを確認すると、左腕がスッと挙がるようになり、本人もびっくり!!
服の脱ぎ着もスーッとできると喜んで帰って行かれました。
年明けに来院された時は、まだ左腕の痛みは少々残ってはいるが、かなり楽になったとのこと。肩甲骨内側の痛みはなくなったとおっしゃっていました。もう少し継続していくとさらに良くなっていくと思いますが、これだけ腕が挙がるようになり、ご本人にも痛みが楽になったのを感じていただけて、本当に良かったと思います。
また、同じ時期から五十肩の治療を始めた方がもう一人いらっしゃいます。
この方は隔週で継続治療をしておられた方ですが、年末に左腕の筋を痛めてしまったようでした。
この方はちょっと症状が強いために時間がかかっていますうが、反応は大分とれてきていて、痛みも少しづつ改善していっています。肩関節周囲炎は、筋を痛めていると、かなり時間がかかります。しかし、経絡治療が痛みの軽減の大きな手助けになりますので、継続して治療していかれたら良いかなと思います。