Archive for the '未分類' Category

全身の張り感/コロナの後遺症

引き続き、新しくみえた患者さんの症例を2つほど。

一人目は、11月半ば頃に全身の張り感で来院された方の症例です。
半年前くらいから、全身が張った感じがあり、特に腹部と左肩甲骨下角あたりの張りが強いとのことでした。ホームページをみて来院されました。
この方は1回しか治療していないのですが、治療が終わると、腹部がふっくらとし、全体の張りが大分やわらかくなっていました。
私自身手応えを感じていましたが、ご本人も体が軽くなったと感じられたようで、「とっても楽になりました!」と喜んで話してくださいました。

二人目は、コロナ後遺症の症例です。
この方も同じく、11月半ば頃に来院されました。半年くらい前にコロナになり、その後遺症で肋骨下の痛みと頸のしめつけ感が続いているとのことでした。来院時は肋骨下の痛みより頸のしめつけ感のほうが強い様子でした。クリスマスにコンサートに行く予定を入れているので、何とかそれまでに体調を元に戻したいとのことでした。約1か月と期間も限られていたので、週2回でつめて治療を行いました。2~3回目くらいから大分良くなってきていて、無事体調良くコンサートを楽しめたようで、次の週に「おかげさまで痛みもなく過ごせました!」とニコニコ顔でお話してくださいました。
お二人とも、とってもうれしそうな声だったので、このような声を聴くと、本当に治療院を続けてきて良かったと感謝の気持ちでいっぱいになります。
これを励みに、来年も精一杯お仕事しまーす!

頚部の痛みと頭部手術痕のうずき

新しくみえた患者さんの症例もいくつか紹介しますね。

まずは頚部の痛みと頭部の手術痕のうずきから紹介します。
この方は、10月末ころに来院されました。頚部の痛みは若いころからで特に左がひどいとのことでした。
また、14年前に転倒して右頭部を手術し、その際に穴をあけたところがうずくとのことでした。
初診時は、慢性的な感じを受けたので、時間がかかるかなと思いながら治療を行いました。
ところがところが、2回目に来院された時に、頭のうずきがすっかりよくなったと嬉しそうに話しをしてくださいました。それまでは、毎朝氷嚢でうずく箇所を冷やさないと起きられなかったそうですが、その日から必要なくなったそうです。「氷嚢は片づけました」と笑って言われていました。 頸部の痛みも軽くなっているとのことで、今でも月2回のペースで治療にみえています。
このように少しでも痛みの軽減のお役にたてることを本当にうれしく思っています。

◇逆流性食道炎とうつ症状

またまた診療日記がご無沙汰になってしまいました。
5月からの様子を振り返ると、以前みえた患者さんから、ふと連絡があることが結構あったなと感じています。同時に何となく患者さんの顔ぶれが変化しているのも感じ、新しい流れを感じたりもしています。

そんな中から来院された患者さんの症例をひとつ…。
この患者さん、今年の9月に4年ぶりに連絡がありました。
4年前は、肩関節周囲炎と膝痛で治療にみえていましたが、今回はちょっと違っていて、逆流性食道炎がひどいとのことで来院されました。
インプラントが引き金ではないかとご本人がおっしゃっていました。3回ほど治療したところで、治療から少し遠ざかっていました。
再び来院されたのが11月に入ったくらいの頃でした。
再度インプラントの処置を行ったようで、症状もひどく、うつっぽくなっていました。そこで「週2回で少しつめて続けて治療してみませんか?」とお尋ねしたところ、本人も了承して下さいました。そこから週2回で治療を始めましたが、変化の速さに私自身もびっくりでした。
まずは、2〜3回治療したところで、うつ症状がきえてきて、笑顔がでてくるようになりました。前向きな発言が多くなってきました。それまではご主人の送迎でしたが、この頃から自分で運転されて来院されるようにもなりました。逆流性食道炎の症状も改善してきていて、12月に入ると食欲もでてきて、大分元気を取り戻してきている感じです。現在は週1回のペースで治療にみえています。
症状がある程度改善されるまでは、やはり週2回くらいでつめて治療したほうが効果的だなと改めて感じさせてもらった症例でした。
患者さんのご都合もあるので、なかなか難しいところではありますが、最初は是非つめて治療されることをお勧めします。

今年もありがとうございました。

早いもので、2021年ももう終わりですね。
12月29日で今年の治療が終わりました。
振り返ると、今年も沢山の方々に支えられ、無事お仕事を終えることができたなと心から感謝の気持ちが湧いてきます。
ご縁のあった患者さん、関わって下さったすべての皆様本当にありがとうございました。
東洋はりの講習会も11月より1年8ヶ月ぶりに再開し、コロナ前の日常が少しづつ戻ってきている感じです。
やはり、同じ志を持つ仲間と学べることは嬉しいことですね。そんな喜びを感じた一年でもありました。
来年は、技術の向上にむけても、楽しみながら今まで以上に取り組んでいきますね。
2022年も患者さんのたくさんの笑顔に出会えるよう精一杯施術していこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
なかなか診療日記がアップできずにいますが、取り急ぎご挨拶でした。
年明けに、また報告をアップしていきますね。
それでは、よいお年をお迎えください。
ラ・フィーネ 院長 橋本多香子

脊柱管狭窄症

5月~7月あたりを振り返って、脊柱管狭窄症の方の報告をひとつ…
この方は、2021年5月の連休明けに娘さんに支えられながら来院されました。
腰痛は慢性的のようで、5年前に脊柱管狭窄症と診断されたとのことでした。コロナで自粛が始まる前までは、杖を使って歩いていらしたそうですが、ここ最近、痛みが悪化しているとのこと。コロナ渦で歩かなくなり、筋肉が衰えてきたのが大きいだろうとお医者さんから言われたようです。
毎週痛みを抑えるブロック注射を受けていて、注射をするとすぐは良いが、また痛みやしびれが出てくるとのこと。ホームページを見て来院されました。
初診時の状態は、左足を回すような歩き方をしていて、膝の痛みと足のしびれが強く、特に右がひどかったです。
待合室でも、椅子から立ち上がるのに娘さんに助けてもらって立ち上がっていました。
初回の治療が終わると、「あっ、歩けるわ!」と言いながら、割とスムーズに待合室まで歩いていかれました。娘さんも、歩き方がしっかりしてきたと喜んでおられました。10月16日現在まで週1回で治療を続けていますが、まだ右臀部の痛みはあるものの、足のしびれ、痛みは、大分良いようです。
体操などで筋肉を鍛えられて、ご自身でもしっかりとケアされていらっしゃるので、今後が楽しみです。
また、以前のように外を歩けるようになると嬉しいなと思っています。来て下さる限り、精一杯尽力を注いでいこうと思います。

食欲不振

次に、4月を振り返ってみて印象的だった症例をひとつ。
主訴は食欲不振です。
この方は、一緒に経絡治療を勉強している人でしたが、出産を機に、ちょっと鍼灸の勉強はお休みしていて、現在は子育てに奮闘中です。
久しぶりに連絡があったのでどうしたのかな?と思ったら、どうもここ一週間くらい食べると気持ち悪くなってしまい、食べられないとのこと。
点滴で何とか動けているという様子でした。以前より激やせしていて、大丈夫?といった感じでしたが、とにかく治療をと思い、まずは全身治療を…。
そして、胃の滞りのある所見にハリとお灸をし、最後に「裏ないてい」という胃腸症状の特効穴にお灸をしてその日は終わりました。
治療後は大分胃がすっきりしたようで、表情がよくなっていました。胃の所見も軽減されていたのでホッとしました。
感覚をつめて継続して治療をしていくと、少しづつ食べられるようになっていきました。そして点滴も卒業。
治療するごとに以前の元気な様子に近づいていっているのを感じて、本当に良かったと嬉しく感じた症例でした。
病院のエコー検査でも異常がなく、今ではすっかり元気になっています。ひと安心というところです。

ぎっくり腰

今回は、相当のご無沙汰となってしまい、どこから書こうかといった感じです。なんと2月から書いていない…。
2・3月あたりを振り返ってみると、2月にぎっくり腰の方がみえたので、その報告からまずは書きますね。
これを反省に、毎月アップ出来るようがんばりまーす。
この方は、2月半ば頃に来院されました。来院の前日の朝起床して30分位たった時にぎっくり腰が発症したとのことでした。
くしゃみをした時に、腰に激しい痛みが走ったようです。ホームページを見て来院されました。
1回目の治療で大分よくなったようでしたが、私はぎっくり腰の方には、続けて2回治療していただくようにしています。ということで予約をして帰られたのですが、どうも治療を忘れていたようで、結局この日のみの治療となりました。治療を忘れて仕事ができる位なので、すっかり調子が元に戻ったのだろうと思います。
ぎっくり腰の際は、早めに鍼灸でケアされるといいと思います。

肩関節周囲炎(五十肩)

早いもので2021年も2か月が経とうとしていますね。
気候の変化がはげしいながらも、梅や桜の季節が近づいてくるかと思うと、気分が少しづつ明るくなってくる今日この頃です。
さて、昨年12月と1月で、肩関節周囲炎の治療が続きました。今回はその報告です。
まずは、12月に新しく見えた患者さん。
この方は、左肩関節周囲炎の症状が1年前からあり、最近では、肩甲骨内側にも痛みが出てきて、状態が悪化してきているとのことでした。服の脱ぎ着も大変そうな様子でした。
初診時の可動域は、外転90度(少し前方にして120度位)、結帯動作はS1位、前方挙上は問題なしでした。
さっそく治療すると、左関節周囲の反応がかなりとれて、大分楽になるのではないかな?と感じました。
治療終了後にどのくらい変わったかを確認すると、左腕がスッと挙がるようになり、本人もびっくり!!
服の脱ぎ着もスーッとできると喜んで帰って行かれました。
年明けに来院された時は、まだ左腕の痛みは少々残ってはいるが、かなり楽になったとのこと。肩甲骨内側の痛みはなくなったとおっしゃっていました。もう少し継続していくとさらに良くなっていくと思いますが、これだけ腕が挙がるようになり、ご本人にも痛みが楽になったのを感じていただけて、本当に良かったと思います。
また、同じ時期から五十肩の治療を始めた方がもう一人いらっしゃいます。
この方は隔週で継続治療をしておられた方ですが、年末に左腕の筋を痛めてしまったようでした。
この方はちょっと症状が強いために時間がかかっていますうが、反応は大分とれてきていて、痛みも少しづつ改善していっています。肩関節周囲炎は、筋を痛めていると、かなり時間がかかります。しかし、経絡治療が痛みの軽減の大きな手助けになりますので、継続して治療していかれたら良いかなと思います。

今年もよろしくお願いします。

明けましておめでとうございます。
1月6日から今年の診療をスタート致しました。
今年も心を込めて、精一杯施術させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。

今年もどうもありがとうございました。

2020年は、色々と生活スタイルが変わっていく大変な年でしたね。
とにかく、今できることを精一杯やっていこう!そんな思いで毎日の治療に向かっていました。
お陰様でこうして無事一年を終えることが出来、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
コロナ禍の今、しみじみ感じていることが、心と体を平和にして過ごしていくことの大切さです。
心と体の平和に必要になってくるのは、心の穏やかさと、免疫力アップではないかと私は思っています。
そして経絡治療はその大きな味方になっていくとも思っています。
今後共、どうぞよろしくお願いいたします!
みなさん良いお年をお迎えください。
2021年への希望を込めて……