◇久々の来院がかなりありました!

3月は、久々に来院してくださった方が多い月でした。
5年ぶりに問い合わせのあった方、数か月ぶりに治療にみえた方など、
「あぁー久しぶりですね!」とか私も覚えていなかった方とか(すみません)
この仕事をしていると、来院されなくなったのが、
私と相性が合わなかったのか、症状が良くなったから来院されなくなったのか、わからないケースが多々あります。
でも、こうして思い出したように来ていただけるということは、
症状改善のお役にたてていたんだなと嬉しく思います。そして励みになります。
コロナ騒動もひと段落ついたようですし、これからも来てくださった方の心と体のケアのお役にたてるよう精一杯お仕事をしていこうと思います。
東洋はり講習会でも新らたな動きもみられ、よりモチベーションが上がってきました。
そんな3月に感謝!感謝!です。

◇アトピーの治療

遅れましたが、2月の報告です。
今回はアトピーの治療のお話をしようかなと思います。
2015年から時々みえていた患者さん。主訴はアトピー性皮膚炎で、その他には不眠とひどい肩こりがあります。
忙しかったのもあり、なかなか治療に来られなかったようで、時々、ふと来院されるペースでした。
アトピーは、肘と膝裏にひどく出ていて、頚部と顔に赤みがあります。
初診の頃よりは大分良くなっていますが、甘いものやスナック菓子を多く食べたり、汗をかいた時などに痒みが強くなるようで、
症状が少し戻ってきてしまうといった感じでした。
2022年12月半ばに久々に来院され、今回は週1または各週くらいのペースで治療に来られるようになりました。
2月が終わる段階でかなり良くなっていて、今も同じペースで来院されています。
これまでは、頚部のザラザラ感と顔の赤みがどうしても戻ってきてしまう感じでしたが、継続治療の力か、大分ひいてきました。
痒みも落ち着いてきたようです。
良くなると自然と食べ物も気を付けるようになってきています。
肘と膝裏も大分いいです。
痒みは本当に辛いだろうなと思いますし、食べ物の制限もやはり「目の前においしいものがあって、食べられない」
その辛さを考えると、ここまで改善のお役にたてて本当にうれしい気持ちでいます。
今までもう少しつめて治療できたらなと、もどかしい思いでいましたが、やはり継続治療の力は侮れないなと再認識した症例でした。
また、長野式の痒み処置をちょっと取り入れて、左右のちくひんと兪府にハリとお灸をしたのも、効果があったかなとも思っています。
もちろん、経絡治療の本治法あっての結果ですが、逆気や上気の頸や顔の赤みには、けっこういいのかもとこちらも今追試しているところです。
同じアトピーで新しい患者さんもみえましたが、その方も少しづつ良くなっています。
アトピーで悩んでいる方は、是非経絡治療の継続も考えてみてくださいね。

頸部の痛み

1月の報告。今月は頸部の痛みのお話です。
定期的に見えているリウマチの患者さんが年明け早々にみえました。
「お正月に親戚の人たちがみえて、バタバタしていて疲れたみたいです。頸から肩にかけてものすごく痛くなっちゃったんです」とのこと。
触ってみると、頸が特に突っ張った感じがありました。その時の治療で大分取れたなと手応えがありましたが、次に来院された時に「頸の痛みはすっかりなくなりました」との嬉しい報告を下さいました。「いつもは2回~3回続けると、ほとんどの症状が取れるのだけれど、今回は1回ですっかり良くなりました」と喜んでお話くださいました。一日でも早く症状が取れることは、患者さんにとっては何よりの喜びですものね。その手助けができたこと、本当に嬉しく思います。
これからも一人でも多くの患者さんの手助けになれるよう精一杯治療していこうと心新たにした出来事でした。2023年のいいスタートとなりました。

今年もよろしくお願いします。

2022年も終わり、新しい年がスタートしましたね。
昨年は診療日記を全くアップ出来ずに、ちょっと反省しております。
今年は、まめにアップ出来るよう工夫していこうと思います。
昨年から1月半ばまでを振り返ると、肩こり・腰痛・膝痛・内臓疾患・婦人科疾患・三叉神経痛などなど、色々な症状の方が見えました。
ここ最近では、寒さのせいか三叉神経痛の方が続けて来院されました。
お二人とも、1~2回の治療でスーッと楽になったようで、「あんなに辛かった痛みがすっかりなくなりました!」と嬉しそうに話して下さいました。経絡治療をやっていて本当に良かったなと思う瞬間です。
2022年もたくさんの方々の笑顔と出会うことができ、この仕事ができてきたことに改めてありがたさを感じます。どうもありがとうございました。
2023年も6日からスタートしています。今年も技術の向上につとめながら、患者さんの体のケアーにベストを尽くしていこうと思っています。
今年も引き続きどうぞよろしくお願い致します。
2023年もみなさんにとって幸せで笑顔溢れる年になることを願って……。

ラ・フィーネ院長
橋本多香子

今年もありがとうございました。

早いもので、2021年ももう終わりですね。
12月29日で今年の治療が終わりました。
振り返ると、今年も沢山の方々に支えられ、無事お仕事を終えることができたなと心から感謝の気持ちが湧いてきます。
ご縁のあった患者さん、関わって下さったすべての皆様本当にありがとうございました。
東洋はりの講習会も11月より1年8ヶ月ぶりに再開し、コロナ前の日常が少しづつ戻ってきている感じです。
やはり、同じ志を持つ仲間と学べることは嬉しいことですね。そんな喜びを感じた一年でもありました。
来年は、技術の向上にむけても、楽しみながら今まで以上に取り組んでいきますね。
2022年も患者さんのたくさんの笑顔に出会えるよう精一杯施術していこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
なかなか診療日記がアップできずにいますが、取り急ぎご挨拶でした。
年明けに、また報告をアップしていきますね。
それでは、よいお年をお迎えください。
ラ・フィーネ 院長 橋本多香子

皆様に感謝

9月頃までを振り返ると月に一度くらい、久しぶりの来院があったりします。
自粛されていた方たちが、少しづつ戻ってきて下さっっているのかな?覚えていてくださったんだっとうれしく思っています。
何年ぶりという来院も結構あり、当院での治療に満足して下さっている方がこんなにも沢山みえるのだなと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになります。
今年も残り3か月を切りましたが、今まで通り真心込めた治療で少しでも皆様の心と体の健康のお役にたてればと思っています。
いつも診療日記がご無沙汰になってばかりですが、出来るだけまめにアップしていくようにしますね。

脊柱管狭窄症

5月~7月あたりを振り返って、脊柱管狭窄症の方の報告をひとつ…
この方は、2021年5月の連休明けに娘さんに支えられながら来院されました。
腰痛は慢性的のようで、5年前に脊柱管狭窄症と診断されたとのことでした。コロナで自粛が始まる前までは、杖を使って歩いていらしたそうですが、ここ最近、痛みが悪化しているとのこと。コロナ渦で歩かなくなり、筋肉が衰えてきたのが大きいだろうとお医者さんから言われたようです。
毎週痛みを抑えるブロック注射を受けていて、注射をするとすぐは良いが、また痛みやしびれが出てくるとのこと。ホームページを見て来院されました。
初診時の状態は、左足を回すような歩き方をしていて、膝の痛みと足のしびれが強く、特に右がひどかったです。
待合室でも、椅子から立ち上がるのに娘さんに助けてもらって立ち上がっていました。
初回の治療が終わると、「あっ、歩けるわ!」と言いながら、割とスムーズに待合室まで歩いていかれました。娘さんも、歩き方がしっかりしてきたと喜んでおられました。10月16日現在まで週1回で治療を続けていますが、まだ右臀部の痛みはあるものの、足のしびれ、痛みは、大分良いようです。
体操などで筋肉を鍛えられて、ご自身でもしっかりとケアされていらっしゃるので、今後が楽しみです。
また、以前のように外を歩けるようになると嬉しいなと思っています。来て下さる限り、精一杯尽力を注いでいこうと思います。

食欲不振

次に、4月を振り返ってみて印象的だった症例をひとつ。
主訴は食欲不振です。
この方は、一緒に経絡治療を勉強している人でしたが、出産を機に、ちょっと鍼灸の勉強はお休みしていて、現在は子育てに奮闘中です。
久しぶりに連絡があったのでどうしたのかな?と思ったら、どうもここ一週間くらい食べると気持ち悪くなってしまい、食べられないとのこと。
点滴で何とか動けているという様子でした。以前より激やせしていて、大丈夫?といった感じでしたが、とにかく治療をと思い、まずは全身治療を…。
そして、胃の滞りのある所見にハリとお灸をし、最後に「裏ないてい」という胃腸症状の特効穴にお灸をしてその日は終わりました。
治療後は大分胃がすっきりしたようで、表情がよくなっていました。胃の所見も軽減されていたのでホッとしました。
感覚をつめて継続して治療をしていくと、少しづつ食べられるようになっていきました。そして点滴も卒業。
治療するごとに以前の元気な様子に近づいていっているのを感じて、本当に良かったと嬉しく感じた症例でした。
病院のエコー検査でも異常がなく、今ではすっかり元気になっています。ひと安心というところです。

ぎっくり腰

今回は、相当のご無沙汰となってしまい、どこから書こうかといった感じです。なんと2月から書いていない…。
2・3月あたりを振り返ってみると、2月にぎっくり腰の方がみえたので、その報告からまずは書きますね。
これを反省に、毎月アップ出来るようがんばりまーす。
この方は、2月半ば頃に来院されました。来院の前日の朝起床して30分位たった時にぎっくり腰が発症したとのことでした。
くしゃみをした時に、腰に激しい痛みが走ったようです。ホームページを見て来院されました。
1回目の治療で大分よくなったようでしたが、私はぎっくり腰の方には、続けて2回治療していただくようにしています。ということで予約をして帰られたのですが、どうも治療を忘れていたようで、結局この日のみの治療となりました。治療を忘れて仕事ができる位なので、すっかり調子が元に戻ったのだろうと思います。
ぎっくり腰の際は、早めに鍼灸でケアされるといいと思います。

肩関節周囲炎(五十肩)

早いもので2021年も2か月が経とうとしていますね。
気候の変化がはげしいながらも、梅や桜の季節が近づいてくるかと思うと、気分が少しづつ明るくなってくる今日この頃です。
さて、昨年12月と1月で、肩関節周囲炎の治療が続きました。今回はその報告です。
まずは、12月に新しく見えた患者さん。
この方は、左肩関節周囲炎の症状が1年前からあり、最近では、肩甲骨内側にも痛みが出てきて、状態が悪化してきているとのことでした。服の脱ぎ着も大変そうな様子でした。
初診時の可動域は、外転90度(少し前方にして120度位)、結帯動作はS1位、前方挙上は問題なしでした。
さっそく治療すると、左関節周囲の反応がかなりとれて、大分楽になるのではないかな?と感じました。
治療終了後にどのくらい変わったかを確認すると、左腕がスッと挙がるようになり、本人もびっくり!!
服の脱ぎ着もスーッとできると喜んで帰って行かれました。
年明けに来院された時は、まだ左腕の痛みは少々残ってはいるが、かなり楽になったとのこと。肩甲骨内側の痛みはなくなったとおっしゃっていました。もう少し継続していくとさらに良くなっていくと思いますが、これだけ腕が挙がるようになり、ご本人にも痛みが楽になったのを感じていただけて、本当に良かったと思います。
また、同じ時期から五十肩の治療を始めた方がもう一人いらっしゃいます。
この方は隔週で継続治療をしておられた方ですが、年末に左腕の筋を痛めてしまったようでした。
この方はちょっと症状が強いために時間がかかっていますうが、反応は大分とれてきていて、痛みも少しづつ改善していっています。肩関節周囲炎は、筋を痛めていると、かなり時間がかかります。しかし、経絡治療が痛みの軽減の大きな手助けになりますので、継続して治療していかれたら良いかなと思います。