待合室から聞こえてくる嬉しい笑い声

続いて、９月の報告です。

６月からうつとパニック症状でみえている患者さんのお話。
この方は、６年前からうつ症状があり、療養したり、仕事を再開したりを繰り返していて、一時は薬も飲まないでよい状態にまで回復なさっていたそうです。４年前に再び症状が強くなり、それ以来薬を飲んでいるとのこと。何とかもう一度投薬をやめたいとの思いで来院されました。パニック症状もあるため、一回一回、慎重に治療を続けていました。週一回の治療を継続して下さったせいか、９月に入った頃から、治療後に母と話しをしている待合室から彼の笑い声が聞こえてくるほどまでになってきました。ここに来ると心が和むと言って下さっています。今は、二週に一回位のペースで治療を続けていますが、元気な声を聞くたびに、本当によかったなぁーとしみじみ思います。私にできることは、経絡治療によって、体から心にアプローチしていくことだけです。今後も出来る限りのサポートを精一杯していけたらと思います。