左眼瞼痙攣(がんけんけいれん)

色々とバタバタしていて、診療日記がまたまたご無沙汰になってしまいました。
前回投稿した頃は猛暑の真っただ中、気づいたら秋半ばです。大型台風もやってきたりで、なかなか落ち着かない気候ですが、皆様どうぞ体調に気をつけてお過ごし下さいね。
台風による被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。私に出来ることはあまりないかも知れません。その中でも今、少しでも私に出来ることをひとつひとつやっていこうと思います。被災地の一日も早い復興をお祈り致します。

それでは、8月・9月と2か月続けて報告していきたいと思います。
まずは8月から……

8月は眼瞼痙攣の患者さんのお話です。
この方はお母様の紹介で、8月に入ってすぐに来院されました。3日前に急に左目の眼瞼痙攣が起こったとのこと。
左目の下が、常にではないが時々ピクピクするようで、まだその状態が続いているようでした。
以前にも、1回同じような症状が起こったことがあったようです。今回は目の下というよりは、どちらかというと鼻寄りに起こっているとのこと。ここのところ、ストレスが強かったようで、それが原因ではないかと本人は言われていました。
この方は、4年ほど前にパニック症ではないかと言われたこともあるくらい、とても繊細で敏感な方です。
なので、いつも以上にひと鍼、ひと鍼、丁寧に刺激過多にならないよう慎重に治療を進めました。
その結果、次の治療のときには、眼瞼痙攣は消え、声も少し元気になっていました。以後、眼瞼痙攣はすっかり治まっています。あれこれと体調のことを心配される方で、今でも気になる所があると時々治療に来られています。
全身を整えていくことで、徐々に心も落ち着いていくかなと思います。
このように、お母様から娘さんへと経絡治療の良さが伝わって、経絡治療の輪が広がっていっていくことに何とも言えない嬉しさを感じます。そして、このような仕事に携われていることにありがたさが募ります。

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